築山節(つきやま たかし)さんという医者が書いた本である。
最近、忘れっぽくなり、まともに本も読まなくなって、だんだんボケが始まっているかと心配になった。 去年義理の母が遊んでいた任天堂のDSを購入して「脳トレ」を購入したものの、すぐに飽きてしまう。 あれは楽しめても頭の訓練にはあまり役に立たない。 この本に書かれているのは判りやすく、改めて人間の脳というものに興味を持てた。
下記はそのエッセンス。 難しいことではない。 確かにこういう当たり前のことをちゃんとやっている人はボケることなく長生きしているようなイメージが私の中にある。
1)午前中に面倒なことをする。
足、手、口を使ってウォームアップ
2)試験を受けている状態を作る。
何時までにやる、これをレポートにする、という目的意識
3)ちゃんと寝て睡眠中の整理を利用
寝る前に大まかに考えて翌朝にアイデアがわく
4)家事は脳トレ 雑用は大事
5)問題解決にはルールと行動予定が大事
書類整理、名刺管理などのルールを作る
書いて解決方法を考える
空で考えても7つ以上は覚えられない
6)机の整理、身の回りの整理は頭の整理に通じる
7)テレビを見過ぎない 目を動かしていろいろな情報を取る
ラジオは創造性にプラス
8)記憶力は入力→処理→出力のループ
日記、ブログ、まとめ、報告書を書く
9)話す能力強化
メモ、写真を見ながら話を長くする
10)たとえ話が出来るようにする
11)腹八分目
12)脳検診を受ける
13)失敗ノートを作る
小さな失敗、人から言われた失敗を分析
14)ひらめきは余計な情報から生まれる
15)意欲を高めるには
人を好意的に評価する、時にはだめな自分も見せる、
それが自分の評価にもいい影響
つまり、普通に、豆に、継続的に生きていきなさいということ。 横着をせずに、面倒がらずに、これも健康のためと思って家事や仕事をしましょう・・・ということ。 これもまた人生訓だ。
