2012/03/31

日本の家計簿2012

新聞の記事をヒントにして、2012年の日本の家計簿を作ってみた。 実際には、ここに書いた金額の1,000万倍にすると、実際の額に近くなる。 が、給与を420万円とすることで、自分に置き換えてイメージしやすくなる。

実際に自分の家計簿がこんな具合だったら卒倒するだろう。 何しろ給与とほぼ同額を借りてきている。 子供や親戚から借りている訳だが、よく貸してくれるものだ。 証文を乱発しているからなせる業。 お金持ちだと思われてしまっているから通用している。 ところが実際は借金が7000万円ある。 給料の17倍である。 
31歳のときにローンを組んでマイホームを買ったが、確か35年ローンだったと記憶する。 借金額は年収の6-7倍だったろうか。 それでも返却に大変な重圧を感じたものだった。

支出も問題。 ローンの返済(実際は金利分を払っているだけ)と、通院費や親の介護で併せて480万円だから、給料を上回ってしまう。 自分自身の生活費は250万円のみ。 仕送りもしないといけない。 気が遠くなるとはこのことだろう。

さらにまずいのは、一家の大黒柱は20代30代の、これから収入も増える世代ではないことである。50代60代で、今後収入は減る上に、自分自身の介護費用も考えないといけない。 悪くなるばかり。

実際の家計と唯一違うのは、この一家の大黒柱は死なないということである。 収入は減るが、なくなることはない。 ただ先細りなのは明らかなので、通常の神経であれば、収入を増やす道を考えるとともに、支出を切り詰めようと思うだろう。 

この現実を直視しないと、大変なことになる。


収入の部 万円 支出の部 万円
給与 420 生活費 250
借金他 310 医療・介護費 480
730 730




ローン残高 7000

2012/03/11

人脈はジグゾーパズルの一片

数年前に会社の大先輩からこう言われたことがある。 
「人脈というのはいつ使うか判らないけれどポケットにしまっておくのですよ。 使うときが来たら、それをポケットから出せばいい。」

英語ではlast piece of jigzoという言葉がある。 最後の仕上げに必須のもの・・、即ち人や技術、部品に例える。 以前イギリスの職場で、新しい役員を迎え入れるときの社長のメッセージで使っていたことを思い出す。

そこから転じて、「人脈はジグゾーパズルのone piece。 いつもポケットに入れておいて、必要なときに出す。 ひょっとすると、その一枚が、last piece of jigzoになるかも知れないからね・・・。」