HDD (ハードディスクドライブ)
レコードとレコード針のようなものがボックスの中に入っている。 レコードの表面には磁力を帯びやすい薬液が塗ってある。 レコード針には電圧がかかっていて、レコードをなぞるときに電圧を掛けて表面に磁石を作っていく。 S-N, S-Nと小さな磁石がレコードに作られていく。 このときにS-Nだけでなくて、N-Sの磁石も作れる。 電圧のかけ方を反転すればそれができる。 2種類の磁石が出来ることで、0と1を表すことができる。 たとえばS-N, S-N, N-Sは1, 1, 0という具合。
レコードは実際には金属のディスクで、針はレコードには接触していない。 非常に微細な動きが重要になるために、箱の中にいれておいてゴミなどが入らないようにしないといけなく、かつ振動に弱いのが弱点。
Flash memory
半導体の特徴である、電圧を掛けると電流が流れ、掛けないと電流が止まる。 これによって0と1を作り出すのが元々のコンピュータの仕組。 半導体は電気が入っているときはこうなるが、電気を切ると、0も1も無くなってしまう。 電気を切ってもそのまま0と1が残るようにするために、酸化膜の絶縁体を利用している。 この絶縁体に電圧がたまるようにしておき、電流が流れる状態、あるいは流れない状態を半導体に維持することで、0と1を記録できるようにしたもの。
課題は、ミソである絶縁体の劣化。 しかも、メモリー容量が大きくなると、その分半導体それぞれを小さく作る必要があり、絶縁体部分もより薄くなり劣化もしやすくなるという宿命を持っている。
Optical Disc
CD, DVD, BlueRayがそれにあたる。 お皿の溝を作り、その物質に光を当てることで化学変化させて、0と1を作り出す。 ・・・これだけ。 光ディスクは説明が難しいのか・・。