畑がまったく違うが、最近読んだ広報活動の基本書に書いてあったこと。 記者会見、取材を受けるときに事前にどういう準備が必要か。 まず情報を3つに整理し、さらに6つに分けて、対応をそれぞれ使い分けるというもの。
- 聞かれなくても言いたいこと
- すでにプレスリリースに書いてあること
- プレスリリースに書かれていないこと
- 聞かれたら言うべきこと
- まあ言っても差し支えないこと
- 仕方なく言うこと
- 言いたくないこと
- 今は言えないが時期が来たら言えること
- 一切言えない本当の極秘事項
自分の年齢が上がってくると、会社生活の中では仰ぎ見るような年齢差の方からアドバイスを受けることは少ない。 先日日本を代表するある家電メーカーの相談役(十年以上前に社長を勤められていた方)とお会いする機会があった。 上司の英語の通訳をしているうちに、「ところで君は勉強をしているか。年は幾つか?」と聞かれて、「いや、もう大して勉強はしていません、もう若くなく50を超えました。」と答えると、「まだまだこれからじゃないか、どっぷり勉強せなならん。 何をやっているのか。」と優しく苦言を呈された。 いまふうな表現で言うと「いじってもらった」と言うのだろう。 また会う機会があれば、創業者の話や、そのメーカーがかつて大変な苦境にあったときに、どういう気持ちで難局にあたられたのか聞いてみたい。